がん患者と白い巨塔 vol.37
待合室で数時間待ち、やっと診察室に呼ばれました。その巨大病院の医師は、見るからに西洋医学と東洋医学を極めたような長年のキャリアと実績がありそうな……しかも優しそうで仙人のように見える独特のオーラを放つお爺さんの医師でした […]
つづき待合室で数時間待ち、やっと診察室に呼ばれました。その巨大病院の医師は、見るからに西洋医学と東洋医学を極めたような長年のキャリアと実績がありそうな……しかも優しそうで仙人のように見える独特のオーラを放つお爺さんの医師でした […]
つづき次の病院で新しい治療を受けるため、一旦退院しました。帰宅してみると実家の有り難さが身に染みました。お風呂に好きな時間に何度も入れ、『食べたい物を食べたい時に食べる』行為は最高に幸せでした。大変美味しく感じられ体が欲してい […]
つづき私は,家の大掃除も行いました。乳がんは痛んでいましたが、1人暮らしをしていたマンションを引き払いました。1年間しか住んでいなかったので、必要最低限の物と大切な物しか置いていませんでした。それでも暮らせていたということは、 […]
つづき乳がんを患っていると分かってから少しづつ、友人や仕事関係者に伝えていきました。反応は涙を流してくれる友達もいれば、傷つく言葉を投げかける人もいました。 悪気は無かったり、慰めるつもりだったり、 […]
つづき私の体が、金縛りにあったように急に動かなくなったのは『東日本大震災』の数日前でした。普通に歩ける以前の日常を送れない状態。基本的にはベッドで寝て過ごす日々が始まりました。痛みで夜が眠れないせいで、昼間はベッドでウトウトし […]
つづき「私の乳がんは治る」そう思い込んでいたので基本的には普段と変わらず元気でした。むしろ、明るく生き生きとしていたかもしれません。そんな姿が「なんだぁ~ 心配して損した。」「本人は、全く落ち込んで無いんだ。」と思われ、度々嫌 […]
つづき乳がん腫瘍は大きくなるにつれて、私の胸や脇から血管も神経を不自然に引っ張っていきました。中身がギッシリと詰まった塊は、凄く重くてまるで鉛のようでした。身体中の重さの比率で言うと間違いなく1番だったと思います。   […]
つづき~2011年4月~ 私の乳がんの成長スピードは早く、あっという間でした。がんには種類があり、また乳がんにも種類が有ります。 がんブログの中には無治療で長く闘病された方もおられるようですが、私の種類は成長が早いようです。で […]
つづき雪の女神と同室になり「一緒に頑張ろうね~!!!」と誓いあってから、色々なことが有りました。命を掛けた真剣勝負の日々を寝食を共に過ごした仲間。仲良くなった多くの共通点の中でも特に強烈な共通点。それは『痛み』でした。 &nb […]
つづきその医院は、食事療法・断食療法・血流を良くする入浴方法などで病気を改善していく場所でした。ガンの専門病院ではなく、出来るだけ薬は使わず自分の免疫力をあげ、それだけで改善を目指して行く治療法で、月に1度の血液検査のデータだ […]
つづき