33【初めのお別れ。……大切なガン友と。】
私の体が、金縛りにあったように急に動かなくなったのは『東日本大震災』の数日前でした。 以前のように、普通に歩ける日常を送れない状態。基本的にはベッドで寝て過ごす日々が始まりました。 痛みのせいで夜が眠れないせいで、昼間は […]
つづき私の体が、金縛りにあったように急に動かなくなったのは『東日本大震災』の数日前でした。 以前のように、普通に歩ける日常を送れない状態。基本的にはベッドで寝て過ごす日々が始まりました。 痛みのせいで夜が眠れないせいで、昼間は […]
つづき「私の乳がんは治る」そう思い込んでいたので基本的には普段と変わらず元気でした。 むしろ、明るく生き生きとしていたかもしれません。 そんな姿が「なんだぁ~ 心配して損した。」「本人は、全く落ち込んで無いんだ。」と思われ、そ […]
つづき乳がん腫瘍の塊は大きくなるにつれて、私の胸や脇から血管も神経も、不自然に引っ張っていきました。 中身がギッシリと詰まった塊は凄く重くて、まるで鉛のようでした。身体中の重さの比率で言うと1番だったと思います。 […]
つづき~2011年4月~ 私の乳がんの成長のスピードは早く、あっという間でした。 がんにも種類があり、また乳がんにも種類が有ります。 がんブログの中には無治療でも、長く闘病された方もおられるようですが、私の種類は成長が早いよう […]
つづき雪の女神と同室になり「一緒に頑張ろうね~!!!」と誓いあってから、色々なことが有りました。命を掛けた真剣勝負の日々を寝食を共に過ごした仲間。仲良くなった多くの共通点の中の強烈な共通点。 それは『痛み』でした。   […]
つづきその医院は、食事療法や断食療法や血流を良くする入浴方法などで病気を改善していく場所でした。 ガンの専門病院ではなく、出来るだけ薬は使わず自分の力だけで改善を目指して行く治療法で、目安は、月に1度の血液検査のデータだけが頼 […]
つづきその私が初めて出会った【ガン友】の事を『雪の女神』と名付けておきます。 彼女と意気投合出来た理由は、共通点がいくつかあったからです。 同じ乳がんで年齢も近く40歳前半だった事。お互いに子供がいた事。抗がん剤だけは絶対にし […]
つづき私が自然療法の医院に入院してすぐに 2人部屋の隣のベッドに乳がんを患う女性が 入院してくると聞かされました。 何故なら、同じ乳がんを患い同じように枇杷温灸で乳がんを火傷している年齢も近い女性だから同室でという配慮でした。 […]
つづきがん放置療法で大変だったガーゼ付け替え作業は私の体力も時間も奪っていきました。 私の場合、乳がんからの大量の浸出液地獄から解放されるまで1年6ヶ月かかりました。 1度も看護師さんの力を借りず自 […]
つづきしばらくしてお見舞いに来てくれた女性が 『乳がんの火傷に、貼り付かないアル物』 という情報を仕入れてきてくれました。 それはなんと『ラップ』を貼る療法でした。 食べ物を乾燥させない為に使われている、アレです。 乾燥させな […]
つづき