activitiesネオミーナの生還記

33,乳がんの汁の大変さ3(がん疼痛)

がん放置療法で大変だった付け替えは
私の体力も時間も奪いました。

私の場合は
乳がんからの大量の浸出液地獄(とでも申しましょうか)から
解放されるまで、
1年6ヶ月かかりました。

一度も、看護師さんのお世話にならず、
自力で自宅で我流で
付け替えをやり続けました。
(お金も、随分使いました)

自然療法を卒業した後の8ヶ月間
寝たきりの状態の私の浸出液の臭いは
私の部屋中に充満していました。

ベッドには汁で濡れないように
ペットのおしっこシートとバスタオルとタオルを何枚も重ねて、
私は、その上に寝ていました。

そして、
「痛い、痛い・・・」
と悶絶しながら
2時間おきに交換した
汁で濡れたタオルとバスタオルを
母に洗濯したもらっていました(2012年4月まで)。

赤く腫れた乳癌の周りの皮膚は、
ガンの浸出液で炎症して
火傷の様な痛さでした。

ですから、カチカチに凍らせた保冷剤を
何度も何度も、交換してました。
24時間体制の作業です。
もちろん誰かのお世話にならないと到底無理です。

家の2台の冷蔵庫の冷凍室は保冷剤で満タンでした。
皮膚が炎症で熱を持っているので
アッという間に、解けてしまいます。

その頃(末期状態)の乳癌の痛みは
『陣痛のような』
レベルになっていて
座薬も効いている体感は全く無く
気休めのように使っていました。

痛み止めを使わないやり方は残酷だと思うし
早めの治療や緩和ケアは、必要だと思います。

3/3