activitiesNeo・ミーナ回想記 2018

19【「抗がん剤拒否します。」と伝えた時……病院にて】

次の乳腺外科に受診までの一週間の間にインターネットで情報を調べました。
「こんなに自然療法で助かった人達がいるんだ。そして恐ろしい治療法(標準治療)以外にも沢山、良さそうな治療法もあるんやね。知らされないなんて不公平過ぎる……きっとこれらの知られていない治療法は、ガンを体に負担かけずに治してしまう為に一般社会から隠されているんだ……」
私の気持ちの中は、今まであった医療不信の部分が益々大きくなり
抗ガン剤→手術という治療をする気持ちが益々小さくなっていました。
「よし。次にスマイル先生に会った時に色々疑問を投げかけて、最終判断しよう。」

 

 

病院の日になり、スマイル先生に今後の説明を受けた後、質問してみました。

私「先生。ガンの治療法って、他にも色々あるんですね?」
スマイル先生は、世界で認められている【根拠】について話して下さいました。『EBM』について丁寧に説明くださいました。
抗がん剤拒否しようとする私に、スマイル先生は真剣に
「抗がん剤、手術、放射線は世界中で効果が確認されているのですよ!」
「乳がんが敗れた後、その皮膚は絶対に再生しませんよ!」
「腫瘍マーカーは、あくまで目安の1つです。」
と、おっしゃいました。
看護師さんからも
「まだ、治療をしてもないのに自然療法に行くのは早いと思いますよ!」
「娘さんも、まだ高校生でしょ?娘さんの為にも、頑張りましょう!」
と言っていただきました。

 

 

それでも その時の私は
「でも、そう言われてもその世界中のデータ自体が捏造だし……先生は、自ら治した患者と出会って無いから信じられないだけなんだ……」
「私も、お客さんと思って引き止めているに違いない!(スマイル先生、ごめんなさい
(>人<;))」
「自然療法という体を傷つけずに治った人を見たことが無いから、そう言うんだ。」
「絶対に治って、見せに来るぞ!」
と思いながら聞いていました。

 

 

 

耳は、疑いの気持ちで聞くと、全てが騙そうとしているように聞こえてきます。
「絶対に騙されないぞ!引っかからないぞ!」
と思っていたので、平行線の会話が続きました。
そして会話の中で最終的な決定権は私にあるのだと分かり(当たり前ですが・・・)
その後、心配して下さる看護師さんとも話しましたが私の決断は変わらず、最後にこう返事をしました。
「抗がん剤で殺されるより自然療法でやるだけやってみたいんです。それでも駄目で死んだのなら納得いきます。頑張る前に諦めるのは嫌なんです。」と。

 

声なき声の代弁者

北里ミーナ