宝くじと空耳 vol.9

その4ヶ月前の夏にある女性と大阪に行きました。
スポーツ選手である彼女の息子さんの試合を応援しに行くのが目的で、計画は立てず、行き当たりばったりの大阪旅行を楽しむつもりでした。
ところが全ての運びが
『神がかっているような』
完璧過ぎるプチ旅行になりました。
そこで、その女性から
「ミーナちゃん。私達、運良すぎたよね！ねぇ、帰りに宝くじ買って帰らない？」
と提案されました。

 

宝くじといえば、私は何度か姿が見えないおじいさんの声で
「この番号を買いなさい。」
と聞こえた通りナンバーズを購入し、全て当選というお小遣いを貰った経験が有ります。でも残念ながら自分の意思でコントロールは出来ないのです💦

なんだか怖くて
「いらない！」
と言っても、買うまでしつこく言われます。当選金額は大きくありませんが、必要な時に必要な金額になっています。さらにメッセージまで付いています。

 

私は心の中で尋ねてみると、買うよう返事が返って来ました。
「そうですね！宝くじ買って帰りましょう‼︎」
そう返事をしました。
しばらく私達は歩いていると、正面に宝くじ売り場を見つけ少しドキドキしながら購入しました。
私はナンバーズ。その女性はロト6。
私は頭にずっと浮かんでいた数字を選びました。ナンバーズは夜に結果が出るので、帰りの新幹線の中で当選番号を確認をしました。やはり結果は当選していました。

 

「今回のお小遣いのメッセージは何ですか？何を私に伝えたいのですか？」
私が心の中で尋ねると、ある数字で返事が返ってきました。
その数字は、『11月17日と18日』でした。
……ということは1泊2日で何かある？？
「また、11月に旅行にでも行きませんか？何かがあるみたいです（笑）何か11月17と18日の1泊2日が大切な日になりそうです‼︎」
私は『よほどの何かいい事があるんだ！』とテンション高くその女性に伝えたものの
その後はスッカリ、忘れ去っていました。