activitiesNeo・ミーナ回想記 2018

98【激痛/再入院……脳転移9】

夜のお茶ですが、盛り上がり過ぎてしまって、お調子者の私は1時間程で帰宅するつもりが、かなりオーバーしてしまいました。始めのうちは大したこと無かったのですが、少しづつ少しづつ頭痛が酷くなってきてしまいました。

 

 

帰宅して眠ろうとするけれど痛みがまして寝付けず、痛み止めをもらってこなかった事を後悔しました。頭痛はますます強くなり続け夜中は痛みで何度も目を覚ましてしまう始末となりました。母の言う事を聞けばよかったかも?でも我慢は無理な私なので、出掛けない事は無理でした。後悔なんて何の役にも立たず、翌朝には、また病院に行くと決めました。

 

 

そして、やっと迎えた朝。激しい頭痛と不安の中、病院に辿り着いて検査を受けました。嘔吐しながらの激しい頭痛の中で脳外科医から言われた言葉は
「もし、脳が腫れていたら開頭手術をしなければならない所でした。
しかし検査結果、脳は1ミリも腫れていません。お薬で様子をみましょう。」
でした。もちろん ビックリしましたが、また救われましたと思いました。そして 落ち着くまで再入院する事に決まりました。

 

 

私は再入院したこの日から、三日三晩、本当に苦しみました。それはそれは本当に激しい頭痛で、人生最大級の痛みでした。痛みには強くなっているはずですが、頭が陣痛を起こしているような頭の痛みで嘔吐し続けました。

 

 

この入院中は今まで嬉しかったお見舞いにも対応出来ないので全て断ってもらい、家族が来ても、ベットの中で縮こまり呻き続けていました。この原因不明の頭痛の正体は、後に私に必要な事で良い事だと分かりましが……

 

声なき声の代弁者

北里ミーナ