activitiesNeo・ミーナ回想記 2018

88【体験スピーチ・末期乳がん……2回目】

~2012年9月~

その後、2回目のスピーチを行ったのは再発予防の抗がん剤治療を全て終えた2ヶ月後です。

 

 

場所は、自然食やこだわりグッズを販売しているレストランでした。
そのお店のスタッフには、私がガンを患う前からの友人がいました。私が乳がんだと診断され治療計画を報告に行った時に「抗がん剤して大丈夫はてな」と心配し、後悔した友人です。

 

 

そんな経緯もあり、間接的に私の話は伝わっていて「食事だけだは、がんは治らないよね。」「がんになったら、とりあえず病院にも行こうよ。」という流れになっていたそうです。

 

 

そこで、自然食やこだわり強い方々の中には抗がん剤や手術が絶対に嫌だという方が多いかもしれませんし、私が元気になったらスピーチをしようと闘病中から打ち合わせをしていました。

 

 

スピーチ当日。参加者の中には、私の話がキッカケとなり、出血し始めていた末期状態から治療開始されて手術成功され今も元気に過ごしているがん友も含めて、数十人が参加されました。

 

 

アンケートには
「抗がん剤が効くって、知りませんでした。」
「友達にも、教えてあげたい!」
など、沢山の感想を頂きました。

 

 

時間は流れ治療法も進化とともに種類も増えると思います。テクノロジーの急激な進化とともに様々な事が分かっていっていると聞きます。私が活動することで、ガンになられた方が有益な情報に辿り着くことのお役に立てればと思います。

 

声なき声の代弁者

北里ミーナ