activitiesNeo・ミーナ回想記 2018

46 【乳がん手術に向かって……専門外の…】

『ガン放置療法』の限界を感じ乳がん手術をすると決めてからは、一刻も早く手術を受けたくてたまらなくなっていました。
「切ったら 治るよ♪」そう簡単に言われていたので、私が手術することを決定しさえすれば、痛みや浸出液の大変さからも解放されて以前の生活に戻れると思っていたからです。それなら早いに越したことはなかったのです。に一日でも早く手術できるよう前もって「手術する事に、決めました。」と電話を入れておきました。

 

 

それから、次の受診日になりました。
大ベテラン医師の診察前に行われる、看護師さんとの確認で、このように説明を受けました。「乳がん手術は、乳腺外科でする事になります。次回から、乳腺外科に行って下さい。」と。
私は一日でも早く手術したいのに、また病院を変えて一から検査をやり直すなんて、とても待てないと思いました。

 

 

そこで主治医でもある大ベテラン医師は、病院の権力を持っている理事長だったので、診察の時に相談してみることにしました。
私「先生……先ほど看護師さんから『手術は、乳腺外科でして下さい。』と言われました。こちらの病院では、出来ないのですか?」
そう恐る恐る聞いてみると
大ベテラン医師「うん。ここで手術していいよ。」と、あっさり返事をいただけました。

 

 

拍子抜けした私は
私「どうして看護師さんは、さっきはあんな事を言ったんだろう……?全然、手術出来るやんか……」
と不信感を感じながら、少し不思議に思いもしました。それから直ぐに早速翌週、大ベテラン医師の友人の乳腺専門外の外科医に診てもらう事が決まりました。

 

声なき声の代弁者

北里ミーナ