activitiesネオミーナの生還記
101,危ない道を選択・本末転倒
手術出来る所まで縮まなければ
全てを失うかも知れないと充分分かっていながら
(もちろん『死』という意味で。)
でも
いざ手術が出来そうになってみると迷っている私がいるんですと
信頼している看護師さんに相談しました。
看護師さんは
私の打ち明けに
心から寄り添って
話を聞いて下さいました。
私の状況・状態を
よく把握していた数人にも
迷っている事を告げてみました。
そして
私が最終的に決めたのは
『6本目の抗がん剤【CEF】まで打ち切って
次の別の種類の抗がん剤まで試してみる。
ダメだった時は
すぐに手術する。』
でした。
私の手術できる状態は
【限りなく0】
だったのに
抗がん剤5本目で
可能な状態に辿り着けたのです。
本来なら
万歳して即手術のチャンスが訪れているというのに
また、自ら一か八かの危険な道を選択していました。
(自分の情報と思い込みと入り混じってしまっています。
冷静さを欠いて居ます。)
それは結局
最終的な選択権を
私が持っていたからです。
私は
あんなに懇願していたものが手に入ると
次を要求してしまう欲深い女だったのです。
お調子者が欲深さを出したせいで
また、その後
死のふちをさ迷う道を選択していただなんて
その時は、全く分かりませんでした。