activitiesネオミーナの生還記

100,手術可能を喜べない私・迷い

当時の私にピッタリの抗がん剤治療
【CEF】の治療は、その後も順調に進んでいきました。
乳癌の退縮は、グングンと進み
吐き気は全く無く、食欲旺盛で熱も出ず
一見、健康な女性に見えていたと思います。
そして4本目の抗がん剤の日に
【CEF 】がピッタリ合っていたので
6本目まで打ち切ってしまおうと決まりました。
その後
失っていた細胞(皮膚)が急激に再生した事によって
手術可能かもしれない状況に近づいてきました。
スマイル先生は、ニコニコされながら
「これはひょっとしたら、手術出来るかもしれませんね!!」
とおっしゃいました。
でも、その待ちに待っていた状況がせっかく近づいて来たというのに
大喜び出来ない私がいました。
実は 、その頃の私は
『手術をする事』
を迷い始めていたからです。
それは
『ガンが消滅・自然退縮する』
とあるドクターが書籍で勧めている飲み薬を2種類飲んでいたからです。
(国は効果を認めていないのもです。)
一つは
関西の内科で処方してもらい飲んでいた
【ビタミン水薬】
もう一つは
【水素水&ミネラル水(ただのミネラルウオーターでは有りません)】
という特殊な水のコンビネーション。
それぞれ役割が違い、どちらも副作用がない
他のサプリなどと一緒に取っても大丈夫な安心できるものでも有りました。
それを多少期待していたので
「抗がん剤で小さくするだけ小さくして
後は、ガンを消滅させる(らしい)飲む薬でも大丈夫なのでは?
手術してから後悔しないか?
飲む抗がん剤(らしい)の効果を確認してから、だめだったら手術でもいいんじゃないのか?
でも、もし失敗したら死ぬかもしれない(そもそもギリギリだから。
手術不可能にリターン)・・・」
そう自分自身の悪魔の囁きが聞こえ始め
自問自答していたからでした。