activitiesネオミーナの生還記

71,救世主の名は・・・私の抗ガン剤

私が待ちに待っていた
私にピッタリの抗がん剤。
私の乳癌のタイプに合った抗がん剤の名前は
【CEF(フェック)】
という抗がん剤でした。
スマイル先生から聞く抗がん剤の説明は、
一年ぶりでは有りましたが、2回目だったので大変理解出来ました。
(白血球が、また上がる事にビックリしました。
下がりっぱなしだと思い、拒絶し続けていたので。)
私の乳癌の種類は
ホルモンの感受性が無く(ホルモンの薬を使っても効果が期待出来ない)
分子標的薬(髪が抜けない、ガンだけを攻撃してくれる薬)も効果が期待出来ない
抗がん剤だけで治療するタイプ(髪が抜けるお薬を使用)でした。
ガン友との会話では、
「私は『トリプルネガティブ』でした。」
と自己紹介しています。(『トリネガ』で通じます。)
それまで読んでいた本は、
「ガンは・・・」
「ガンとは・・・」
「抗がん剤は・・・」
と、そんな『ガンは、1種類』と思ってしまうような
表現で書いてあったので
そんなに私の乳がんに合う抗がん剤が存在し
専門家によって選ばれた種類を使うと聞いて、何より感動しました。
「それって、オーダーメイドみたいなものよね・・・」
私は、驚くとともに感動の涙が溢れ出ました。
今、私の目の前にある、この抗がん剤があれば・・・
自分にピッタリの抗がん剤さえあれば
助かったかもしれない方々が多くいたはず・・・
でも、時代的に間に合わずに亡くなられた方々。
治験に参加して下さった方々。
抗がん剤の開発・研究して下さった方々。
抗がん剤を作ってくれたメーカー。
抗がん剤を無事に運んで下さった方々。
沢山のリレーに、私は感謝しました。
ここに存在してくれていたCEFは
私にとって
【奇跡の存在で正義の味方】
でしか有りませんでした。
そう思いながらスマイル先生の説明に聞き入りました。