activitiesネオミーナの生還記
28,医療不信な入院環境
その病院の入院中に
色々な『こうしたらガンは治る』という情報が
沢山有る事を知りました。
患者さん達の会話は
「あの病院で、こんな治療をされてしまった。」
「あの医者は、ああ言った。こう言って、こうだった。」
「医者が言ったとおり抗がん剤も手術もしたのに、再発・転移した。
言いなりにならなければよかった。後悔している。」
「この病院の療法は、なんて素晴らしいんだ。」
「薬を使わないから こんなに凄い。」
「自分の免疫力で どんな病気でも治してみせる!
(病院で治らないから、自分の力で治してみせる!)」
と病院や医師に不信感を抱き
医療否定の医師を崇拝する内容がほとんどでした。
その病院の規則では
︎・本の貸し借りは禁止
・︎情報交換は禁止
と決まっていたので
「乳がんは、男性からの愛情不足~」
と言ってきた中年女性は
密かにある本を私に貸しに部屋へ来たのです。
みんな必死で、命がけで
少しでも良くなる情報が欲しいのに
いい情報を伝えると病院に叱られてしまう規則だからです。
「その情報、教えて!」
「それは どこに売っているの?買い方、教えて!」
と言われて教えた結果
私はその度に、病院から注意をされました。
まるで
「元気になってしまう、いい情報は教えないでください。」
と私には聞こえてしまっていましたが(苦笑)
その病院で借りた本・もらった情報は
民間療法から始まり
有名大学の医師や教授の
『医療否定』
の内容ばかりでした。
周りの人達が作る環境と
本を始めとする情報源によって
私の中で、西洋医学や三大療法が恐ろしい存在に完全に変化して
ますます大きくなっていきました。