activitiesNeo・ミーナ回想記 2018

78【判断ミス】

~2012年4月~
判断ミス

夜が明けて朝一番に乳腺外科に電話をかけました。

 

 

「一日でも早く手術したいと思っています!!スマイル先生に、そう伝えて下さい!!」と私は希望を伝え月曜日の外来の時に、手術用に何か必要なら準備を整えていくつもりと乳腺外科の看護師さんに伝えました。

 

 

いても立ってもいられない長い長い土曜日を過ごしました。電話など思い浮かぶ限りの段取りを終えた後(それも、すぐに終わりました。)じっとしていられないので病院の中を歩いたり……外に散歩に出てみたり……少しでも動いていないと時間が長く感じられました。
しばらくするとベッドに横になり懺悔と祈りを繰り返しました。

 

 

ちなみに数ヶ月前に食事療法で治療しようとしていた友人は、スマイル先生の病院で2週間待って乳がん手術を終え入院中でした。その事から考えると、たった数時間で大きくなったと確認出来た私の乳がんの手術を2週間も待たなければならないかもしれないなんて……絶望感に襲われました。

 

 

「あぁ……こんな事なら抗がん剤が効かないって判明するくらいの日に予約だけ入れてキャンセルすれば良かったのかなぁ……でもそんなワガママは、許されない……あぁ……そもそもあの時に手術しなかっただなんて……後悔先に立たずで自業自得なんだけど……私ってなんてバカなんだろう……」

 

 

2番目の種類の抗がん剤を試した時に効果が無かった場合を想定した手術の計画の話は、全くしていませんでした。それは、手術希望の方に迷惑をかける可能性が有るからです。

 

 

そもそも、私のワガママだと充分 分かっていたので言い出せずにいました。。そして、すぐに手術をしなかったあの時の自分を改めて振り返りました。【私の判断ミス……】

 

 

娘にその状況を電話で伝えると、叱られましたが、その後の展開を分かり次第伝えてとだけ冷静な声で言われました。そして気持ちが落ち着く『キーワード』を言われました。

 

 

長い土曜日を過ごしながら「でも、何とか成る手はないか?」と考えながら次の日、日曜日を迎えました。

 

声なき声の代弁者

北里ミーナ

 

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