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半消滅……脳転移11 vol.100

201212月~

ガンマナイフから一ヶ月後の検査日。2012年の12月でした。私の脳転移がガンマナイフによってどのくらい消滅しているのか調べる日。

 

 

それまでの一ヶ月間が凄く長く感じられました。楽しみのような怖い日のようなそんな検査日でした。期待の根拠はそれまでの強運とガンマナイフがパーフェクションだった事です。その事も心の支えになっていました。

 

 

一ヶ月の消滅の度合いで今後の予想が着きます。その結果は、今後の方向性や生き延びれるか否かの可能性が分かる検査でもありました。MRIを済ませ待合室で検査結果を待っていると、名前が呼ばれました。

 

 

中の椅子に座り、恐る恐るインターナショナル先生の前に座り、私も静かに画像を覗き込みました。インターナショナル先生は、私の目を見つめて

「随分 小さくなっていますよ♪」

と自信に満ちた笑顔でおっしゃいました。

 

 

私は嬉しさと安心感で緊張が解けました。

更に画像を更に覗き込みながら

「たった一ヶ月で、こんなに小さくなるんですか??」

凄く驚きながらそう尋ね、先生に心からお礼を伝えました。

 

 

「この調子なら あと二ヶ月後には消滅するに違いない!!」

と確信し、喜びが込み上げ頭の中で叫び飛び上がりました!その宝の画像と先生の言葉に希望の光を見出した私は『まだ生きると決めているのだろう』と前向きに受け止めました。

 

 

それからの日常は書き現せないくらい不思議は時間の旅になりました。