activitiesNeo・ミーナ回想記 2018

74 【乳がんの浸出液の専用グッズ】

乳がんの浸出液の専用グッズ

浸出液の処置法を、乳腺外科で教えていただきました。その道具は★︎特殊ガーゼ★︎専用クリームの2点です。

 

 

私の場合浸出液の量が多く頻繁に交換していたので『特殊ガーゼ』は1番大きいお得な物を購入しました。その特殊ガーゼは『ガーゼ+水分を通すフィルム=浸出液対応ガーゼ』のような作りになっています。専用クリームはガンの浸出液の匂いを吸収してくれて、乳ガンの表面も徐々に清潔にしてくれました。

 

 

使い方は
まず
①特殊ガーゼを自分の使いたいサイズにカットする。(ガーゼの厚みは1㎝くらい)

②そのガーゼに専用クリームを塗る。(トーストにバターを塗る要領で。)

③患部を覆い、テープで止める。

 

 

ガンから浸出液が出ている患者さんが求める物が、値段もお手頃で理想の形で出現していました。そのグッズに出会うまでラップとガーゼとタオルのコンビネーションを工夫の我流で使っていました。時間は、1度の付け替えで5分ほどかかっていました。

 

 

体がしんどい上、数時間おきの交換を行っていたので、専用グッズの登場は夢のようでした。私はそのグッズに出会ってから、嬉しく毎日数回付け替えを行っていました。そのお陰で、乳がんが縮んで行く様子を肉眼でハッキリと観察し続けられました。(乳がんならでわですね)

 

 

数時間おきに、ガーゼを外すごとに「わぁ!!! 凄いっ!!!」と驚いてしまう程の勢いで乳がんは縮んでいきました。私は嬉しくて仕方なく、心の中で小踊りしていました♪

 

 

縮んでいると確認出来ると鼻歌を歌い、次の交換までの準備を整える……そのうち3回目の抗がん剤の日までには、浸出液は止まってくれていました。

 

声なき声の代弁者

北里ミーナ