activitiesNeo・ミーナ回想記 2018

53 【友の支え】`

`2011年の11月の初め、抗がん剤治療を受けることに決定しました。
1回目の抗がん剤は、私に久しぶりに会えるし、大変だろうというので、高校時代の親友が付き添うために病院に来てくれました。

 

 

それまで自宅には、部屋の状態も気分的にも人を呼べる状態ではなかった上に、乳がんは治る予定だったので、お見舞いは断っていました。数日前まで治っていってると思っていたので、電話ではいつも元気な声で話していました。

 

 

でも実際、親友が久しぶりに見た私の状態は、息も絶え絶えで見た目もすっかり別人。座っているのがやっとの状態の私の姿を見て、親友は心配になったそうです。
その後、私が抗がん剤をうける準備をしている間、親友はスマイル先生から呼ばれ、私の状態が大変厳しいと聞かされトイレで泣いたと、数年たってから聞きました。

 

 

看護師さんからの副作用の説明などは、意識朦朧で手が動かない私に変わって親友がメモを取り理解してくれていました。
その後の私の闘病中も、副作用など気をつける事などをファイル作成してくれたり、あれやこれやと乗り越えれるように支えてくれました。
私は本当に恵まれていました。

 

声なき声の代弁者

北里ミーナ