activitiesネオミーナの生還記

130,半消滅・脳転移11

~2012年12月~

ガンマナイフ手術から一ヶ月の検査の日。
2012年の12月でした。
私の脳転移が
ガンマナイフによって
どのくらい消滅しているのか調べる日。
その一ヶ月間が
凄く長く感じられました。
楽しみのような
怖い日のような
そんな検査の日でした。
(期待の根拠は
それまでの強運とガンマナイフがパーフェクションだった事。)
一ヶ月の消滅の度合いで
今後の予想が着きます。
という事は
今後の方向性や生き延びれるかの可能性が分かる検査でもあったからです。
MRIを済ませ
検査結果を待っていると
待合室で名前が呼ばれました。
審査室の椅子に座り
恐る恐るインターナショナル先生の前にある
画像を覗き込みました。
そして
インターナショナル先生は
「随分 小さくなっていますよ♪」
と自信に満ちた笑顔で
私におっしゃいました。
嬉しくなって
更に画像を覗き込んでみると・・・
「たった一ヶ月で、こんなに小さくなるんですか??」
私は驚いて、インターナショナル先生にそう言って
心から、お礼を言いました。
「この調子なら あと二ヶ月後には消滅するに違いない!!」
と心の中で確信し、嬉しくて叫び飛び上がりました!
その嬉しい画像とインターナショナル先生の言葉に
希望を持っていた私は
『まだ生きると決めているという事』
なのだろうと前向きに思いました。
それからの過ごし方は書き現れないくらい独特な時間体験でした。