activitiesネオミーナの生還記
67,出戻り乳癌患者と看護師さん~2011年11月~
数日してから
約1年ぶりに乳腺外科に舞い戻りました。
心配していて下さったスマイル先生や看護師さん達は
私の予約が入ったと分かった時から
その数日の間、今か今かと待って下さっていました。
私のとしては、すぐに手術する気持ち満々だったので
気分は余裕のつもりで病院を訪れました。
自分の足で歩くのもやっとな私は
先ず、私をよく覚えて下さっていた看護師さんにお会いしました。
その看護師さんは
目を潤ませながら話しかけて来られました。
私の方も
1年ぶりだったので
忘れられているかと思っていたのですが
その看護師さんは
1年前に交わした会話や私の行動を
全て記憶して下さっていました。
その時の記憶を辿り思い出し
ブログを書いている今も
涙が出てきます。
スマイル先生も、他の看護師さん達も
私を心配し、時折思い出しては
話をして下さっていたそうです。
そして1年間
乳癌の放置療法を気が済むまで試して
舞い戻ってきた私はというと
自分の力で病院にも来れない
辛い体になっていました。
手が上がらないので
髪は短めに切っていました。
手入れも出来ずにボサボサで
化粧をする余裕も気力も無く
スッピンで
屈めないので、冬なのに下駄を履き
上着は脱ぎ着がしやすい
LサイズのTシャツを着て
もたれ掛かりながら
時折、呻きながら
座っているのがやっとの状態でした。