activitiesネオミーナの生還記

38,眠れぬ夜・痛み

2011年の初めに雪の女神と同室になり
「一緒に頑張ろうね~!!!」
と誓いあってから、色々なことが有りました。
仲良くなった理由の一つに共通点が多かったのも有ると思います。

その一つが
『痛み』
でした。

毎晩毎晩、痛くて2人で何度も目を覚ましました。
朝は
「お早う~」
の次の言葉は
『痛みと眠れたかの報告会』
と決まっていました。

ここ数年、医療否定の医師が書いた
『医療否定本』
が、バカ売れしています。

その本の中の、ある本の文章に
『ガンが痛む人は、前世で悪い事をしたから』
『一所懸命のたうち回れ』
と書いてあります。

ガン患者は
全員悪い人のような
差別された気分に私はなりました。

乳癌って、乳房の神経・血管・その他諸々がある
ちょっとつまんでみても痛みを感じる部分にできるもの。
(痛みは 生命を守る為の反応ですよね?確か・・・
棘が刺さっても、気付くのが人体では?)

その肉が侵食されていくのに
全く痛くないまま、死に至る事なんてあり得るのでしょうか?
(ガンで死ぬのを、楽だとオススメされているから。)

神経が有る皮膚を壊しながら大きくなっていくのに
痛くないまま、ガンで亡くなるって出来るのでしょうか?

生きるために作られた体が
亡くなって行く方に向かう事に鈍感でしょうか?

防御の反応が起こって、痛くなり、警告するのでは??
(そう言えば ある教授は『治る痛み』と書いています。
だから私達は信じて、我慢してました。)

冷静になって、よく考えてみれば
分かる痛みだと思います。
(フィルターかけていたり
人の話を鵜呑みにすると分からないかも?
以前の私は、そうだったので。)