activitiesネオミーナの生還記

7,健康診断をスルー

私の胸のシコリが、成長している途中に
健康診断の予定が入っていました。
「シコリが1センチの時の病院の話でも(この時は「良性の可能性」)
その後の療術院でも(この時は「癌では有りません。」と断定)
人の噂でも(ガンは痛くないらしい)
私は癌ではなさそうだけど
シコリは成長し続けているから、どうにか手を打たなければならない。
近々予定している健康診断で、何か言われるだろう。
その時までシコリが痛いけど、我慢しておこう。」
そう思って、健康診断の日を待っていました。
健康診断を受けた秋には、
3月に1センチだったシコリは更に大きくなり
痛みは〈チクチク〉から〈ズキズキ〉に変わっていました。
しかも、皮膚まで赤くなり始めていました。
そして、やっと受けた健康診断の結果は『スルー』で
無事に帰らせられそうになりました。
(レントゲンだけの診断でした。マンモやエコー無し。)
帰る前に、私はドクターに尋ねました。
私「先生。私、胸にシコリが有るんですけど・・・
それでも、何も異常が無いという事でしょうか?」
ドクター「それは、専門病院に行って下さい。」
私「・・・・・」
健康診断は、病気を発見するチャンスなのに
乳がんの症状が有る私は、何も引っかからず帰らせられそうになったのです。
「ここの健康診断では、ガンは確実に発見されないな。
仮に乳がんだったら、この病院は発見できない方法で検査してるって事?
私はシコリに気付いているから、まだ良かったものの・・・
小さなシコリの初期の方は
ここで検査したからと安心していて、手遅れになる人いるんじゃないかな?」
と少し心配になりました。
(臓器の場合も、スルーでしょう。)
★★【今になってみると、こう思います】★★
だから、健康診断で乳がんを発見するために
『マンモグラフィーとエコー』
と言われるのです。
やはり、胸は胸用の検査がいいのです。(当たり前ですね。)
ガンを発見するにも
検査法とガンの種類が合わないと、見つかりにくい時もあるそうです。
今では、数ミリの大きさで画像で分かる技術も有るし
カプセル型のカメラを飲み込むだけだったりと
体の負担を軽くし、早期に発見できるように
テクノロジーの進化が確実に反映されている分野が医療だと思います。