卒業!お薬さま。
2010年に胸のシコリを見つけた時は
「抗がん剤で、殺される」
「薬を飲むと、免疫が下がる」
と信じていました。
末期ガンで、辛い時も
「なるべく薬…痛み止めは飲まない方向で…」
とギリギリまで、頑張っていました。
そんな私でしたが、治療すると決めてから
感染症になっていた私を、さっとお薬さまが治してくれました。
壊死するほどに広がっていた乳がんも、小さく縮めてくれました。(2011年)
2015年の夏。脳転移の再発が疑われ…
先ずは、ステロイドの服用から始めました。
先生「副作用は…顔が…少し腫れます。。」
私「ええ〜⁉︎ どんな風に⁉︎ どのくらいですか⁉︎(ToT)」
たまに会う人から
「太ったろ(^-^)/ ⁇」
と聞かれても、まさか
「脳転移の再発の兆候があるから、ステロイド飲んでて。その副作用なんよぉ」
と説明出来るはずもなく…
顔はおどけて、心で泣いていました。
※でもその時期、【赤ちゃん肌になる】という副産物効果もありました♫
2016年の手術の後、ステロイドから晴れて卒業(^_^)
私は、お巡りさんの目の前で発作を起こして救急搬送されたので
術後は、痙攣どめを2〜3年飲む事になりました。
今までの副作用や、手術までの気苦労に比べたら
天国にいるくらい幸せでした。
1日2回のお薬さん。ゾニサミド。
3ヶ月前から減薬に入り
先日の検査で
「もう今回は、お薬は無しで良いですよ♪」
と言われました(*´꒳`*)
後遺症・定期検査は、ずっと続きますが
お薬を飲まなくていい生活って
待っていた訳では無いのですが…
病気になる前の体に戻ったような
なんだか不思議な感覚になりました。
医療業界に負担をかけないようにと患者さんの配慮なのか
病院が、コロナ対応にシステムを変化させたのか確認しませんでしたが
近くの病院は、ガラガラです。
日頃は気をつけながら、いざという時は遠慮なくお世話になるつもりです。
だからこそ、日本の医療従事者に敬意を払い、医療に関心を持ち大切に思っていくつもりです。
Pinkearth
北里ミーナ