activitiesネオミーナの生還記

127,親不孝・脳転移8

ガンマナイフ手術の後は
特に変わった事は有りませんでした。
手術前から元気で体調良く
いつもとほとんど変わらなかったので
術後数日で退院しました。
退院当日を迎え
会計するために座って待っていると
体も気持ちも時間の感覚までも
独特のフワフワする感じがしていまいた。
お調子者も私は
入院中に元気だったからと
ついつい退院後の約束を入れまくっていました。
脳外科の病棟のフロアーしか歩いていない私は
病棟以外に移動を始めると
今までとは全く違っている歩く感じに
自信を無くしてしまいました。
「『 3ヶ月 安静にして下さいね。』って言われるはずだ・・・」
外を歩くとフラフラする感じがしていました。
外気は疲れる上に寒いらしい(11月半ば)。
さらに、何かあると、みんなに迷惑かけることになる。
少し不安な気持ちのままでは有りましたが
病院を無事に退院することが出来ました。
ところが退院した日の夕方
ずっと心配してくださっていた女性から電話があり
「長電話より会いたいね~」
という会話になってきました。
入院中に気付いた事や
脳腫瘍になったからこそ思い出した事など
私も話したい事が、沢山有ったからです。
女性も私に会いたいし聞きたいからと
私の家まで送迎してくてるという事になり
1時間だけカフェにいく約束をしました。
そして退院した、その夜
母の心配を無視して
その女性とお茶に出かけてしまいました。