activitiesネオミーナの生還記

123,救急搬送・脳転移4

深夜に出発した私が意識を失い
その後
通報で警察が駆けつけるまでの3時間の間
車はドライブに入ったままの状態でした。
運のいい事に
田舎道のドンずまりにある電信柱に
ぶつかって止まり続けていたそうです。
その発見場所まで自宅からは約5キロの距離です。
途中の山道のカーブにある大きな沼に突っ込まず
深夜のバイパスを渡ったのに、トラックにもぶつからず
(居眠り運転扱いされるところでした。
どの車もスピードを出しています。)
人にぶつけることもなく
車体は、ぶつけた箇所がバンパーの左側だったので(右ハンドルです。)
私は無傷で済み、車は止まり続けていたのです。
明け方、ライトが付いてエンジンがかかったままの車が
電信柱にぶつかっているという事で
近所の住民の方が、警察に連絡して下さったそうです。
そして
「コン コン!」
という音。
通報で到着した2人のお巡りさんが
車の窓をノックする音で私は目を覚ましました。
わたしのその姿は
まるで居眠り運転の男性が
事故を起こしたように見えたと思います。
(坊主頭で、ハンドルにうつ伏せですから)
ハッとした私は、窓を開けました。
すると、窓を開けたとたん
「ライトを切ってください!」 「はい。」
「エンジンを止めて下さい!」 「はい。」
「パーキングに入れてください!」 「はい。」
「サイドブレーキに 入れてください!」 「はい。」
と矢継ぎ早に言われ、慌てて車を安全な状態にしました。
外はすっかり明るくなっていて
車も何故か止まったままだったのでビックリしていました。
すると警察官の質問が始まりました。
警察官「免許証を見せて下さい。」
私「はい。」
警察官「どうされたんんですか?」
やっと私が状況を説明できる番が回ってきました。
意識を失うまでの状況を説明すると、
警察官「持病は、有りますか?」
私 「半年前に、○○病院で乳癌の手術を受けました。」
警察官「救急車、呼びましょうか?」
私 「そうですね・・・・・」
と、記憶にあるのは(意識があったのは)ココまでです。
その返事をした直後
私は
『泡を吹いて、痙攣をし始めた』
そうです。
そして
警察官が救急車を呼んで下さって
無事にスムーズに搬送されたそうです。
その事故現場を正解に伝える事も出来る
冷静にスムーズに誘導できる警察官の前で
必要な事を伝え終わって、意識を失った私でした。