activitiesネオミーナの生還記

122,意識不明・脳転移3

気が付くと私は
深夜の真っ暗な田舎道を運転していました。
ほとんど毎日通る道の筈なのに
真っ暗で、見覚えがない道だと
ふと気が付きました。
そして、その道が何処なのか
分かる目印を探しながら
行けども行けども暗い道だけが続いて
行きなれた筈の近くのファミレスに到着しませんでした。
(元気になって、どれ位運転したのか調べました。
約5キロの距離でした。)
「・・・そんなに遠かったっけ??
一瞬 居眠りして、道 間違えちゃったかな?」
そう思い
よく目を凝らしてみると
またあの
『ぐにょぐにょに見える現象』
が始まったのです。
私は
「やばい!
2回目だ!!
絶対おかしいから近くの救急病院へ行こう!!!」
と思ったものの
「目は見えない・・・
と言う事は
110番しようにも、この目じゃ、きっと携帯のボタンを打てない・・・
どうしようか・・・??
自力で近くの救急病院に行こうか・・・???」
と焦って考えているうちに
車がガリガリと
どこかにぶつかり始めた音がしてきて
ハンドルを取られ始めました。
ますます焦る私の気持ちとは反対に
私の力は、どんどん抜けていき
ハンドルを必死で握りながら
意識を失ってしまいました・・・