activitiesネオミーナの生還記

117,『医療否定本』という本。

私は3回目の体験スピーチも
2回目と同じお店で行いました。
そのスピーチの日は
脳転移で意識不明になる2日前でした。
言い方を変えると
脳腫瘍で意識不明になる数日前まで
スピーチする程、元気でしっかりしていたという事です。
私が脳転移からも生還し元気になった後で
そのお店でスピーチをした時の事を
そのお店の方(ガンの経験者では 有りません。その方の一言がキッカケで
抗がん剤を避け食事療法の道へ進む事を選択しました。)
から、こう言われました。
スピーチ後の質問に、私が返事した時の事。
質問者「◯◯◯先生(大学教授)の本については、どう思われますか?」
その時に私は
間髪入れずに
「トンデモ本ですから!!! その理由は~・・・」
といったそうなんです。
そして、その店の方は
『その対応のスピードと圧倒力が凄かった。
もっと柔らかくても いいのでは?』
と思うと言われました。
ちなみに その◯◯◯先生は書籍で
✴ガンの転移は治る兆候。
✴ガンは、治療するから治らなくなる。
✴無治療で治らない人間は、免疫を上げる感謝が足りないから。
と書いています。
✴私の乳癌の友達が、電話相談した時に
「乳癌なんて、湯たんぽ抱いておけば すぐに治るんだ!」
と言い放ったそうです。
その店員さんは
私が抗がん剤拒否を決めた時に
『抗がん剤の毒&医療業界の陰謀論』
を抗がん剤治療を進める娘と娘の友達に対して
私と一緒に説得した方です。
私はずっと、治療経過を報告し続けていたので
私の生還劇までも、全て知っています。
そして
「私に万が一の事があったら娘さんに、顔向け出来ないと思ってた。」
と言っている方です。
それでも
私には
『本』
の事で熱くなるなと言ってきました。
でも私にとっては
『たかが本 されど本』
です。
人は自分の情報の中で
正しいと思い選択していきます。
そのたった『一冊の本』がキッカケで
私には命を失ったガン友が何人もいますし
私も危なかった1人です。(ブレンダも、その1人です。)
私には その本が
『暴走車』
にしか見えません。
(本は、たとえ止まっていても。)
そして
興味を持ち始めた人が
交通ルールを知らない小さな子供のように見えます。
全体のルールや
命を最優先しない暴走車が走り回る中に
歩き出そうとしていると分かった瞬間
危険性を知っている先輩・体験者として
『危ない!!!』
と叫んでしまうでしょう。
(今では 一呼吸置けますが。)
結局
ガンの辛さなんて
本人にしか分かるはずが無いし
家族や全て分かってくれていると思っている友人でさえも
分からないのです。
(分かるはずないと分かっているつもりでしたが・・・)
期待すると、がっかりする。
時には、心底ガッカリする事も有りますが
私は、前を向いて進み続ける事で
心をキープしています!