activitiesネオミーナの生還記

68,専門医の反応・出戻り患者の私と

しばらくして、診察室の中に入るよう名前を呼ばれました。
1年ぶりにお会いしたスマイル先生も心配そうな顔をされていました。
スマイル先生「どうなってるか、 ちょっと診ましょう・・・」
すぐに患部を見られました。
スマイル先生も看護師さんも真剣な表情でした。
そして、今から治療に入るとしての説明をされました。
先ずは、私の乳癌に合った抗がん剤で乳癌を出来るだけ縮めましょうと。
もちろん抗がん剤の効き方は人それぞれで、打ってみなければ分からないと言われました。
それでも1日でも早く抗がん剤治療を始めないといけない状態との事。
しかし、私の体の状態は良くないので
抗がん剤の負担に耐えられるか、賭けるしかないという説明をされました。
1日でも早く抗がん剤を打ちたい私
どうせ抗がん剤を打つなら最大級の効果を発揮したい・・・
実はその乳腺外科に行く数日前から、インターネットで
『腫瘍内科』
『腫瘍内科医』
の存在を知って、調べていました。
「乳腺外科で始まる治療を確認した後に
今の私が腫瘍内科に行って、抗がん剤を選んでもらう事が可能なのか?」
一旦、その乳腺外科からの提案を持ち帰って、検討しました。
調べ回った結果、分かった事。
(当時の私の置かれた環境では)
乳癌の人は、乳腺外科に受診するしか有りませんでした。
という事は
病院(乳腺外科)を変わると
また初めから検査をし直さなければならないと言われました。
(大学病院は、毎回丸1日がかりです。
私の体力を考えると、到底無理な状態でした)
という事は
今、出ている検査結果も治療法も全く同じで
乳腺外科を変わる意味がない事。
ある意味、それくらい自信がある治療法を
国が共通して決めているのだと分かりました。
今の乳腺外科の、スマイル先生や看護師さん達は
私の事を覚えて下さってて、案じ続けていて下さっていた方々で
信頼も出来ます。
「よし!
スマイル先生の病院で抗がん剤治療を始めよう!!!」
私は腹を決めて、直ぐに予約の電話を入れました。