activitiesネオミーナの生還記

52,闇雲な抗がん剤が、命の恩人に

私はとうとう、避け続けていた『抗がん剤』
を打つ流れとなってしまいました。
「今まで、乳癌がどんなに痛くても
絶対に抗がん剤だけは『治療の選択肢』の中に入れていなかったのに・・・
『ガンを切らずに縮める病院』
だと安心して選んで、はるばるやって来たのに・・・
初日から、なんで抗がん剤なの??
本当に、嫌でたまらない。
今までの苦労が水の泡になってしまわないかなぁ・・・?
せっかく育てて来た免疫力が全滅してしまうのでは?本当に 大丈夫??
でも、ここで抗がん剤をしないと温熱の治療してもらえないかもしれない。
さっきの◯◯◯テストでは、私にピッタリで副作用が無いって事だし・・・
どうせ逃れられないんだから、前向きに抗がん剤を受けよう!受けるしかない!!
よし!どうせ受けるなら、プラセボ効果を最大限に発揮しよう!!」
と、気持ちを切り替えて
お爺さん医師が決めた抗がん剤
私にとって、初めての抗がん剤
『カルボプラチン』
を少量、点滴すると決め、試して帰ってきました。
確かに言われた通り、吐き気も全く無く
髪も本当に抜けず安心しました。
ところが、抗がん剤を打ったその夜は
ガンが痛くて痛くてのたうち回りました。
私は、効果を確実に感じました。
そして、痛み止めを断ったのを後悔しました。
(痛み止めも、免疫をやっつけてしまうと信じていたので。)
ガンになってから
痛み止めを全く使用せず頑張っていましたが
2回目の通院の日(1週間後)には、痛み止めをもらうようにしました。
(それでも痛すぎて、あまり効果は感じられませんでした。)
《今 サバイバーとなったからこそ分かる事》
★私が持って行った紹介状は、自然療法の病院からの内容で
自然療法の病院には、乳腺外科の紹介状は持って行っていません。
→という事は、私の乳癌のタイプも分からないまま
調べもせずに『カルボプラチン』での治療が始まったという事です。φ(.. )
(そのお爺さん医師は、癌患者にはカルボプラチンと決めていたみたいです。)
★乳癌治療の本に書いてある抗がん剤治療で、そのカルボプラチンだけの治療は
載っていませんでした。(・・・という事は?)
★それなのに、半年後に判明した事ですが
私にとってカルボプラチンは、奇跡を起こしていました。(後に、効果を紹介します。)