activitiesネオミーナの生還記

39,腫瘍の急成長・ソフトボール大

~2011年4月~

私の乳癌の成長のスピードは早くて
あっという間に大きくなりました。

2010年11月に4cm程だった大きさが
毎月1.5cm程 成長して
春には、10cm以上の
『ソフトボールのような塊』
になっていました。

成長していく乳癌について
読んだ本と入院患者からの情報では
『乳癌は大きくなると
血行不良で自滅してポロっと落ちる(治る)』
という事でした。

だから私は
乳癌が大きくなるのを喜び
『ポロっと落ちて、治る』
のを待ちわびながら観察していました。

「どんだけ大きくなれば いいんんだろう・・・」
目安も無い、治った先輩もいないなか
信じて待ち続けていました。

そして、そんなある日
体が急に動かなくなりました。

金縛りを体験した事は無いのですが
きっと、そんな感じでした。

それは2011年3月7日
東日本大震災の4日前の事でした。

のちに、スマイル先生に
その症状を報告した時の答えは
「身体中に、ガン細胞(ガンの毒素?)が巡っていたからです。」
と言われました。

とにかく
元気だった私の体は
急に固まってしまったのです。